北海道千歳市で 80歳の認知症の妻 と 無理心中 した 79歳の夫 が見つかりました。
5月20日午前8時30分ごろ、北海道千歳市の住宅1階で、この家に住む 79歳の夫 と 80歳の認知症の妻 が意識不明となっているのを、訪ねてきた50代の息子が見つけ警察に通報しました。
2人はその後死亡が確認されました。
警察によりますと息子は毎日夫婦を訪ねていて、前日にも亡くなった夫婦に会っていました。
住宅の玄関は鍵がかかっていて、室内に荒らされたような跡はなく、妻は寝室の布団に寝た状態だったということです。
2人に出血した形跡もみられませんでした。
部屋には遺書のようなものがあったということで、自殺か無理心中の可能性もあるとみて調べています。
警察のその後の捜査で、妻が首を絞められ、夫が首を吊って死亡したことが分かりました。
80歳の認知症の妻 と 79歳の夫 が 無理心中 の可能性があるとみて調べています。
警察によりますと、妻は寝室の布団に寝た状態で、夫は室内で首を吊った状態だったことが新たにわかりました。
その後の調べで、妻の死因は首を絞められたこと、夫は首を吊ったことによる窒息死だったことが分かりました。
妻は認知症を患っていて、夫が世話をしていたとみられています。
部屋にあった遺書のようなものは夫が書いたとみられ、妻の認知症に苦しんでいたことをうかがわせる内容が書かれていたということです。
警察は、無理心中の可能性があるとみて調べています。
(北海道文化放送 https://www.fnn.jp/articles/-/44688)
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