2019年8月23日、宮城県大崎市で、84歳の母親を 介護をせずに放置 死亡させたとして、58歳の娘が逮捕されました。
「死ぬとは思わなかった」
逮捕されたのは、宮城県大崎市古川荒谷の無職・駒木京子容疑者(58)です。駒木容疑者は、大崎市内の別の家で1人暮らしをしていた体の不自由な84歳の母親を先月頃から、食事などの世話をせず、放置し死亡させた疑いが持たれています。
「しばらく連絡が取れない」と、22日に安否確認を求める通報があり(通報者を警察は明らかにしていない)、
22日、安否確認に訪れた警察官が居間で死亡している母親を発見しました。
警察によりますと、遺体の状態から死後1か月以上の可能性があるということです。
遺体はミイラ化しており、7月には死亡していたとみられます。
駒木容疑者は、警察の取り調べに対し「放置したのは間違いないが、死ぬとは思わなかった」と供述しています。
駒木容疑者はかつて母と同居していたが、現在は知人男性宅に居住しており、7月までは定期的に、身体の不自由な母親の身の回りの世話をしに通っていました。
同署は駒木容疑者が母親を放置していた期間も知人男性宅にいたとみて、詳しい足取りを調べています。
死因や動機などについて警察が調べを進めています。
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