介護疲れか!? 63歳夫が 88歳妻を絞殺
2019年10月27日未明、福島県郡山市で 88歳妻を絞殺 したとして、25歳年下の夫が殺人未遂で逮捕されました。
殺人未遂で現行犯逮捕されたのは、郡山市の無職・深谷文幸容疑者(63)。
27日午前3時過ぎ、深谷容疑者は自宅マンションの一室で25歳年上の妻・ヒデさん(88)の首を絞めて殺害しようとした疑いが持たれています。
警察によりますと、深谷容疑者は犯行後自ら通報し、ヒデさんは市内の病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
警察の取り調べに対し、深谷容疑者は「介護に疲れていて、電気コードで首を絞めた」などと供述しており、警察は容疑を殺人に切り替えて捜査を続ける方針です。
近所の人は建物の外で妻がデイサービスから帰ってくるのを待つ深谷容疑者の姿をよく見かけており、献身的に介護をしているようだったと話しています。
「介護に疲れ妻が寝ている時に電気コードで首を絞めた」
調べに対し容疑を認めているという深谷容疑者。
郡山市中心部の賃貸マンションに夫婦で暮らしていましたが、25歳年上の妻ヒデさんは足が不自由で、以前から近くのデイサービスセンターを利用していました。
マンションの周辺では時々車イスを押して散歩する夫婦の姿が目撃されており、
近所の人は
「人のよさそうな気さくな方というか笑顔の人だった」
「こちらから思えばよく頑張ってるなと思いましたね。大変だなと思った」
と深谷容疑者について話しています。
夫婦が住むマンションは取り壊しが決まっていて、来年の2月までに退去しなければならない状況でした。
深谷容疑者は介護の問題もあってか引っ越し先は決まってなかったといいます。
(FNNニュースより)
妻の介護に、転居先の問題。
郡山市によると深谷容疑者が高齢者支援の窓口などを相談に訪れたことはなく、夫婦の暮らしぶりは把握しきれていないといいます。
調べに対し「妻を殺して自分も死のうと思った」などと供述していて、警察は介護疲れを苦にした衝動的な犯行とみて事件の状況を詳しく調べています。
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